観てきますた |
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高貴でナイーブでわがままで一途でおぼっちゃまで傷つきやすくて優しくて甘えたがりで美しくてはかなくてヘタレ。
モーツァルトのオペラみたいにくるくる感情が変わる。単純素朴なドラマの中にいろんな人間の表情を作る。
すげーな。なんか私あの人に関しては、単に踊り手というより古典劇の演技者としての要素が好きなんだと思う。私の鑑賞経験なんて乏しいに等しいけど、あんなバレエダンサー他に観たことない。男性は飛べなくなったらおしまいって一般的に言われるし、ぶっちゃけ昨日は飛べてるかと言われたらはっきりいって飛べてなかったけど、別にそれでもいいやだってこんなに魅力的なんだもんと思わせてしまう。
はうーん。良かったれす。
演出そのものがオーソドックスでも、演技の卓越した人が主役に入ると舞台全体の物語描写がめちゃくちゃ緻密に見えてくる、ということが非常によくわかりました。
踊りの方でいえば第2幕のコールドが白眉。素晴らしいシンクロぶりでした。第1幕のソリストはけっこう惜しい感じ。ジゼルの吉岡さんも踊りはたぶん絶好調というほどでもなくて、演技の方の印象が強めだったかなあ。かわいくて素朴な村娘という感じで好きなタイプのジゼルでした。
投稿者 4pchqe | 返信 (0) | トラックバック (0)